咖哩通信 Vol.86

≪さんらいず≫ 91店目:96食目

今日は湯島です。湯島駅を出て、住宅街の路地を本郷三丁目方面に進みます。右手に湯島天神を見ながら、湯島のラブホ街を抜けて行きます。
ラブホ街を抜けると、普通の住宅地です。本当にこんな場所に、美味しいカレー屋さんが在るのかと、不安になります。

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ようやくお目当てのお店が見えて来ました。≪さんらいず≫ です。
店内はカウンターのみで、10席もない程の狭いお店です。カウンターの中には、女性が3人。お母さんと、娘さん2人でしょうか。

今回は、このお店の一番ベーシックなメニューである、【スパイシーカレー】(\600)をチョイスし、【タマゴ(ユデ)】(\50)をトッピングしました。
注文をすると、娘さん(?)が、「タマゴ、カレーに載せちゃっていいですか~?」とか、「福神漬け、お付けしますか~?」と、細かい所まで気を遣ってくれます。

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こちらが、【スパイシーカレー】 です。
ご覧になって判るかもしれませんが、ひじょ~にシンプルです。いわゆる “シャバシャバ” のカレーで、具は入っていません。確認出来る唯一の固形物は、溶けかかった微塵切りの玉ネギのみです。

店構えや店員さんなどの、表面的な印象だけに囚われると、唯の <お家風カレー屋さん> にしか思えませんが、どーしてなかなか。非常に味わい深いカレーです。

私は思うのですが、“粘度” のあるカレーと、“コク” のあるカレーは、全く別物だと。
もったりした <お家系> のカレーが好きな方には、このカレーは物足りないかもしれません。私自身、“シャバシャバ” したカレーが好きなので、特にそう思うのかもしれませんが、このお店のカレーの向こう側には、きちんと作っている様子が、透けて見えるのです。

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静かな街並みに溶け込んだ、このお店の様子は、そのカレーの味わいと同様に、根っこがしっかりしているのだなーと、改めて感じさせてくれます。
店の前の路上に並んだ、3台のママちゃりは、お店の母・娘さん達の物でしょうか。

その自転車の様に、飾らないカレーの味わいに、どこか心が和んでしまうのでした。
「ご馳走さまでした。」

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咖哩通信 Vol.52

≪カフェ ラ・カンパネラ≫ 56店目:61食目

さて。今日は、下町に在る喫茶店のカレーを、味わいに出掛けました。
お店の場所は、下町の風情を色濃く残す、“谷根千” のトライアングルの中です。
そして、そのお店は、『横濱カレーミュージアム』 名誉館長である、小野員裕 さん絶賛のお店なのです。

地下鉄千代田線を、千駄木駅で下車し、団子坂を上ってしばらく。「団子坂上」 の交差点手前に、そのお店は在りました。

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入口は、町の喫茶店その物のいでたちです。窓には、掲載された雑誌などの記事が、所狭しと貼られています。

扉を開けると、コーヒーの香ばしい香りが、店内を満たしています。カレーのスパイシーな香りなど、全く匂って来ません。
店内には、近所の主婦達が、数組居るだけです。スピーカーからは、程よいヴォリュームで、クラッシクが流れています。全く、「カレー屋」 という雰囲気は、微塵も感じられません。あくまで、「正統派喫茶店」 といった趣です。

【キーマカリー セット】 にも心を奪われましたが、ここは 【チキン&野菜ミックスカリー セット】(\1,100)を注文します。辛さを3段階選べますが、今回は 「普通」 を選んでみました。そして、このカリーセットには、コーヒー、ヨーグルトが付きます。(そー考えると、お得感がありますね。)

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お目当てのカレーが、いよいよやって来ました。ブロッコリーの緑色が、眼に鮮やかです。

カレーをスプーンで掬い、口に運びます。「おおっつ。これは、これは!」
パンチの効いた味ではないのですが、口に運んでしばらくすると、数種のスパイスの味が、口の中を駆け巡ります。クミンシード が数多く見受けられますし、コリアンダー の爽やかな香りも感じられます。

微かにトロミが付いていますが、当然小麦粉ではなく、野菜が煮込まれて付いたトロミでしょう。
具は、鶏肉・ジャガイモ・大根・人参・ブロッコリーです。ご飯の上には、干しぶどうが載っています。

カレーは、インパクトのある物ではありませんが、スパイスを上手に使って、奥深い味わいを醸し出しています。“ガツンと辛い” 、インパクトのあるカレーを食べ慣れている人には、ちょっと物足りないかもしれません。

ご飯の量が、ちょっと少ないかな、と思いましたが、どうしてどうして。特に、ゴロゴロとした大振りの野菜の量は、半端ではありません。
その野菜の優しい味わいが、カレー・ソースの奥深い味わいに、ピッタリなのです。

カウンターでは、マスター(笑)が、黙々とコーヒー豆を、一粒一粒選別しています。
成る程、それはカレーにも拘るわけだ。カウンターの奥にあるオーディオ・セットも、天井のスピーカーも、こだわりのモノに違いありません。(よく判りませんが。。。)
その横で、ホールを担当している、母上と思しき方が、心の込もった笑顔で接客をしています。

ああ、この雰囲気。そして、カレーの味わい。全てが、お店で働く人達の人柄が、醸し出したものなのでしょう。
こんなお店、ちょっと他には無いでしょうね。

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伽里通信 Vol. 8

≪大沢食堂≫ 14店目

さて週の始まりです。やはり週の始めは肝心です。そこで、今日の昼食は熟考し、訪問店を決定しました。
カレー関連サイトで特異な存在のお店があります。そのお店は、カレーの味云々よりり、“辛さ”にフォーカスされており、様々な人達が訪れております。
そのお店の名物は、『極辛カレー』で、今やチャレンジ・メニューとして、巷間にその名を響かせております。そのお店の名は、≪大沢食堂≫ です!

で、都営地下鉄「千石駅」を出て5分程歩き、12時半を少々周った時間に、到着しました。今回もタイミング良く、待たずに入店出来ました。
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で、私は “激辛チャレンジャー”ではないので、普通に 【カレーライス・中辛】(\750 : ランチは \650)を注文します。

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ね、普通のカレーでしょ! 「ボンカレー」が出てきたかと思ったもん。マジで。
だって、具は、角切りの豚肉と人参なんですもの!
ルーは、確かに辛い。でもそんなに辛くはないですよ。まあ辛さを求めていないので、問題はナシです。ご飯がちょっと柔らかめで、本当に<家系(うちけい)>。

しかしこのお店は、たまらん。“食堂” を名乗っているだけあって、【肉豆腐定食】 なるメニューもあるし、普通に 【ラーメン・半チャーハン】 も有ます。
あっ、それとこのお店は、ラーメンも有名なのでした! 【カレーラーメン】!! ラーメン関連の本・ブログ等々に、取り上げられております。
もちろん、次回は決まってますでしょ。注文するメニュー!

<ショップ・カード>
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カレー通信

皆さん、お疲れ様です。

昨日お知らせ致しました様に、今年(春・夏)のテーマは、【カレー】です!!
そんな訳で、早速本日より、「カレー探索」の旅を開始致しました。

記念すべき第一回目のお店は、≪デリー≫ ですっ!
「インドカレー」を標榜していますが、そこは昭和31年創業。私のコンセプトである、「日本のカレー」の路線は踏み外していない、との認識です。
そもそも、「インドカレー」や、「欧風カレー」と銘打っているのは、日本人のカレーであるわけです。

まあ、最初が肝心ということもあり、わざわざ上野の本店へ出掛けました。(本当に、仕事していない感が漂ってしまうなぁ~。。。)
13時前に到着すると、3・4名が並んでおりました。しかしほんの数分で店内へ。
オーダーは、1番人気の 【カシミールカレー】(\900)を。
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おおっ、この黒いルー!見るからに、スパイシー。
さらさらのルーを、白いご飯の上に一掬い、二掬い。対極をなす色のコンビネーション。ヴィジュアルも食欲をそそります。
口に運ぶと、辛さより先に、複雑な旨みが感じられます。硬めに炊かれたご飯との相性もバッチリ。
二口、三口と食べ進むと、辛さが体の芯から湧き上がって来ます。そこで、キュウリの漬物を、一片。サッパリした酸味と甘みが、辛さを和らげてくれます。ぶつ切りの鶏肉を齧り、そしてまた、カレーを口へ、の繰り返し。

確かに辛い。しかし、ルー自体の旨みと、キュウリの漬物のアクセントで、あっという間に。。。
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食べ終わる少し前から、頭皮から汗が滲んでくるのが分かります。二日酔いの日には最高ですね。(ちなみに今日は、違います。)
俄然やる気が出てきました。暑い日に、流れ出る汗を気にもせず、夢中で頬張るカレー!う~ん、たまらん!
やりますよ!今年の夏は。

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