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らあめん放浪記 其之九

≪まこと家≫ @青物横丁

う~っ。今日は、ちょい二日酔いなのでした。
こんな日は、例によって、ガツンと胃に響く食事を摂りたくなるのです。
で、二日酔いの日の私の定番食、<家系ラーメン> を食べる事にしました。
そこで、都心の <家系> では、レベルが高いと評判の ≪まこと家≫ を訪れてみました。
京急の青物横丁駅から程近い、第一京浜沿いにお店は在ります。
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昼食にはちょっと早めの、11時頃に訪問しました。それでも店内には、6名ほど先客が居ます。(確か、朝の9時頃から営業しているのでは。。。)

注文は、私の <家系> の定番オーダー 【ラーメン】(\600)を、“麺固め” “味濃い目” です。オマケに 【小ライス】(\100)も注文しちゃいました。

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そして運ばれて来た 【ラーメン】 を見て、「あれっ?」と思いました。何処と無く、見た目が寂しいのです。
そうです、<家系> お決まりの 【ほうれん草】 が載っていません。一時期、中国産のほうれん草に問題が発生し、<家系> のラーメンの具から、ほうれん草が消えた事がありました。その名残でしょうか?詳しい事は分かりませんが。

まあ、とにかくスープから頂きます。
一口啜ると、“ガツン” とスープの濃厚なインパクトが感じられます。
スープの表面には、かなり 「鶏油(チーユ)」 が多めに浮いています。そのせいもあってか、<家系> の中でも、このスープは濃厚な部類に入るのではないのでしょうか。
<家系> の一部のお店では、「桃」 などの果物を入れて、スープに甘みを加えているお店もありますが、ここ ≪まこと家≫ では、豚骨の味そのものを強調するスープのスタイルの様です。

麺は <家系> 定番の 『酒井製麺』 製の、やや平打ちの麺です。
茹で上がり具合もバッチリで、“固め” の麺は歯応え十分で、やや縮れた麺に、スープが良く絡みます。

スープに浸して、ちょっと “ふにゃった” のりを、ご飯と一緒に食べるのも、<家系> ならではの楽しみです。
私の個人的意見ですが、<家系> のラーメンが、【ラーメン・ライス】 に一番マッチする味わいだと、思っています。

全体的な味のバランスが非常に良く、≪まこと家≫【ラーメン】 は、満足の一杯でした。¥600で、これだけ満足出来るラーメンって、在る様で中々有りませんから。
何度も言うようですが、私やっぱり、<家系> 大好きです。

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咖哩通信 Vol.82

≪銀座 きひろ≫ 87店目:92食目

ちょっと前に、『辛党のおっさん』 のブログを拝見していたら、ちょっと気になるお店を発見しました。
という事で、今日は銀座8丁目へ向かいました。
コリドー街から電通通りへ左手に入ってすぐの、≪銀座 きひろ≫ です。

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雑居ビルの入口には、看板とカレーのサンプルが置かれています。そしてそこには、「カレーしかできませんけど。」 という、心をくすぐる謳い文句が書かれています。
そして、少々上に目線をずらすと、な、な、何と、「店舗移転のお知らせ」 が!

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あぶねー!あと2日ずれてたら、お店無くなってんぢゃん。良かった~。
そーいえば以前、この近くに ≪地雷也≫ ってお店にカレーを食べに行ったら、閉店(移転)してた事もあったからな~。

胸を撫で下ろしながら、地下へ続く階段を降りて行きます。地下2階にお店は在るんですが、物凄く怪しい雰囲気です。この地下自体、夜のニオイがぷんぷんしていて、“ランチ” って感じは全く有りませんね。
店内は、カウンターのみで、10人も座ればいっぱいでしょうか。ある程度居抜きで営業しているのか、厨房以外の内装は、まるで “バー” (それもちょっとマニアな濃い雰囲気の)そのものです。

壁に貼られたメニューは、お店の謳い文句通り、【カレー】(\580)と、【カレー大盛】(\680)。その他は、【お野菜】(\100)、【ビール(小)】(\400)のみと、潔いメニュー構成です。
で私は、【カレー】 を注文しました。(迷いようがありませんから・・・)

カウンターの中の店主は、コック・コートに身を包み、コック帽を被っています。まさにシェフです。柔和な表情をして調理をしていますが、どこか、只者ではない雰囲気を漂わせています。

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これがこのお店の 【カレー】 です。シンプルであるが故、底に秘められた自信の程が伺えます。
ソースの色は、限りなく黒に近い濃い目のブラウンで、洋食屋さん系のカレーの雰囲気ではあります。

とにかく頂きましょう。最初に口に含んだ印象は、野菜の甘みが感じられます。
また、見た目の印象とは反対に、ソースはさらさらしています。そして具は、微塵切りにした玉ネギのみというシンプルさです。

口の中に野菜の甘みが拡がった後、独特のスパイシーさがやって来ます。
所謂、“インド風カレー” の様な、スパイシー(カルダモン、クミン、クローブなどの)さは無いのですが、複雑な香りが、味わいとなって口の中に拡がります。
どことなく、「リ・ーペリン・ソース」 の様な後味が、口の中に残ります。

シンプルでありながら、奥深い味わいを作り出す謎の店主。が、その腕は確かでしょう。
店のロケーションと相まって、ミステリアスなカレー屋さんです。

出来ればこの場所で、営業を続けて頂ければ、独特の雰囲気が保たれるのでしょうけれど。。。
新しい場所での営業再開が、楽しみですね。

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咖哩通信 Vol.81

≪BABYLON≫ 86店目:91食目

今日も、先日の ≪Tree's≫ と同様、“夢民インスパイア系” のカレーを出すお店を、訪れてみる事にしました。

場所は千代田区、麹町。地下鉄麹町駅の出口から直結のビルの地下、という最高のロケーションにそのお店は在りました。 ≪BABYLON≫ です。

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店内は、カウンターのみで、7席ほどの非常にこじんまりした造りになっています。
入口に券売機が設置されていて、食券を購入するオーダー・システムです。
今回は、【野菜ベーコンエッグカレー】(\980)をオーダーする事にしました。

食券を渡し、席に座ると、カウンター上にもメニューが在る事に気付きました。成る程、このお店の売りは、“野菜” のようです。
全てのメニューは、“野菜” の2文字で始まっています。どうやら野菜を含め、食材全体にこだわっているようです。
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どうやら、辛さに関する指定は無いようです。その代わりに、こんなモノがカウンターに置かれていました。この 「ホット・スパイス」 で、自分好みの辛さに調整出来るのですね。
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この 「ホット・スパイス」 で、自分好みの辛さに調整出来るってわけですね。

さてさて、こちらもオープン・キッチンで、調理の様子が良く観察出来ます。≪Tree’s≫ 同様、≪夢民≫ の調理手順と全く一緒です。

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ぢゃ~ん。これが ≪BABYLON≫【野菜ベーコンエッグカレー】 です!
もうこれは、まんま ≪夢民≫ ですね。ソース・ポットまで、一緒なんですから。

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こちらが、≪BABYLON≫ のそれ。

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で、こっちが ≪夢民≫【ポパイ】 です!

では早速頂きましょう。うーん、なるほどなるほど。
キャベツは結構大きめに切られていて、しっかりした食感が楽しめます。トマトの大きさも ≪夢民≫ と同様のサイズで、酸味も丁度いい塩梅です。

カレーソースの味わいは、割とおとなし目で、辛さも控えめです。野菜の甘みと旨みがバランス良く出ている感じです。そして何処と無く、ベースのスープに “和” のニュアンスが感じられます。
ただソースの舌触りが、『本家』 と比べると少々粗い感じがします。何と言うか、ちょっと “ざらっ” とした感じです。(パウダー・スパイスの粉っぽさ、とでも言いましょうか。)

そーは言っても、私好みのカレーである事に違いはありません。
別に、≪夢民≫ のカレーと比べて、どーだこーだではないのです。『本家』 に影響を受けて、同じ様に美味しいカレーを作りたい、という考えに私は好感が持てます。

ラーメンの世界に目を移すと、自分が食べて衝撃を受けた一杯と同じ様な、いやそれを越える様な一杯を作りたい、という情熱が、数々の名店を生んでいる事実が在るではないですか!

そんなワケで、私個人としては、もっともっと “夢民インスパイア系” のカレー店が出現してくれる事を、切に願うのです。

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咖哩通信 Vol.80

≪Tree’s≫ 85店目:90食目

今日のランチは、人形町に来てみました。
地下鉄、都営浅草線の出口から徒歩1分程の場所の ≪Tree's≫ が、今日のお目当てのお店です。
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このお店は、野菜たっぷりのカレーが特徴で、尚且つ ≪夢民≫ 風のヴィジュアルとメニュー構成である事が、評判になっているようです。

カウンターに座り、メニューを拝見します。成る程、「ベーコン」や「トマト」など、≪夢民≫ を彷彿とさせる具材が、メニューにおどっています。
今回は、私が ≪夢民≫ での私の定番となっている、【ベーコン・トマト】(\850)に、【スクランブルエッグ】(\80)をトッピングし、辛さは 【3倍】 をチョイスしました。

キッチンは完全なオープン・キッチンになっていて、カウンターからは調理の様子が良く見えます。
注文が入ると、小さめのフライパンでベーコンと野菜(キャベツ・玉ネギ)を炒めます。まさにこの調理手順は、≪夢民≫ のそれと全く一緒ではないですか。仕上げに白ワインを振り掛ける点も、全く同じです。
炒めた具材をカレー・ソースと合わせて出来上がりです。フライパンの大きさといい、オープン・キッチンの雰囲気といい、≪夢民≫ に居るような錯覚に陥ってしまいます。(私が気付いた唯一の違いは、スクランブルエッグを作るときに、生クリームを少々加えていた事位だけでしょうか)

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カレーが入っている器は、丼風の和食器です。(≪夢民≫ は白いソース・ポットですね。)見た目、ヴォリュームが感じられますね。
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アップにすると、こんな感じです。

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一方コチラは ≪夢民≫ の、【ベーコンエッグ野菜】 です。

≪夢民≫ のカレーと大きく違う点は、ここ ≪Tree's≫ のカレーの特徴は、野菜を沢山使っていると云う事です。
私が注文したのは、【ベーコン・トマト】 ですが、具材にキャベツと玉ネギが大量に使われています。そのせいもあってか、≪夢民≫ よりもカレー自体の味わいが、少々マイルドに感じられます。
辛さも、3倍の辛さをオーダーしましたが、≪夢民≫3番 に比べると、かなり優しい辛味になっています。

それでも、カレーの完成度は、非常に高いものである事は、疑いの余地は無いでしょう。
野菜の旨みを上手に使っていると思いますし、メニューの豊富さも、幅広い顧客の要望に応えたいと云う、お店側の熱意が伝わって来ます。

お店の方と会話をしていませんので、真相は不明ですが、この様な “夢民インスパイア系” のお店が出てくる事は、私にとって嬉しい限りです。

<ショップカード>
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☆オマケ画像☆
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余談ですが、今日の夜は、西麻布三昧でした。(食事して、バーを3軒ハシゴしました!)
そして最後に訪れたバーで、素敵なお酒を味わっちゃいました!
写真のラベルを見て頂ければ、お分かりかと思いますが、『D.R.C.』“マール” を飲んじゃいました!

ラベルの表示では、「ANNEE 1987」 となっているので、今から20年前に 『D.R.C.』 のプロパティーで収穫された葡萄で作られた、“マール” なのです。

え? 感想。

言葉では言い表せない味わいで、ただただ、幸せでした。

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咖哩通信 Vol.79

≪珈穂音(カポネ)≫ 84店目:89食目

今日は、特に目的地(ターゲット店)も無かったのですが、取り敢えず新宿に向かいました。≪モンスナック≫ でも行こうかな、と思っていたその時、或るお店の名前が頭に閃きました。
≪モンスナック≫ と同じ 『紀伊国屋書店』 の地下に在る、≪珈穂音(カポネ)≫ です。

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まあ、このお店は、どー見ても居酒屋(お店の肩書きは、“和風レストラン” )です。実際、夜は居酒屋として営業しているのですが、昼時は庶民の味方の “定食屋” といった感じです。

13時を少し周った店内は、空席が目立っていて、すんなり座れました。
そして注文は当然 【かつカレー】(\735)です!
それにしても、ココの所、ず~っと 【カツカレー】 ばっかり食べている気がします。(途中、【カツ丼】 も食べてるし。。。) これだと、『咖哩通信』 ではなく、『カツカレー通信』 になってしまいますネ。(^_^;) 自分の “カツカレー信仰” に少々呆れてしまいます。

ランチ・メニューを眺めてみると、種類の多いこと。約50種類程在るでしょうか。
【お刺身定食】(\998)から、【たらこスパゲッティー】(\788)まで、幅広いメニュー構成です。

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まあそれはそーとして、カレーがやって来ました。店舗入口左にある、ショーケースのサンプルには、“本格インドカレー” と銘打たれていたので、期待が持てます。
成る程、カレーらしいクミンの香りが鼻を刺激します。

さてさて、カレーを頂いてみます。 ・・・・・
「あれっ? これ何処かで食べた記憶があるな。」 「あっ!これって実家のカレーぢゃん!!」
というワケで、私が小学生の頃、自宅で食べていたカレーの味にそっくりだったのです。
確か当時の我が家では、「S&B ゴールデンカレー」 を愛用していた記憶が在ります。

まさか、同商品をそのまま使っているとは思えませんが、「カレー粉」 などを使って仕上げているとも思えないのです。何て云うか、「カレー・ルー」 そのままの味って感じなのです。
“本格インドカレー” ってのは、何でしょうか?

一方の主役である 「カツ」 ですが、こちらも良くある “チェーン店風” のカツでした。揚げ置きではないと思いますが、衣が “サクサク” ではなく、“バリバリ” といった食感で、ちょっと残念でした。

カレーを食べている途中、何故か 【たらこスパゲッティー】 が気になって気になって、落ち着きませんでした。
「こいつは、ちょっと失敗したかな~。 スパゲッティー頼めば良かったかな~。」 という考えが、頭の中をグルグル周っていました。

どーせ同じ “B級グルメ” なら、「ホームランか、三振か。」 のスパにするべきだったのかもしれません。

次回、行きますよ~! スパ系メニューに。って事で、請うご期待!

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咖哩通信 Vol.78

≪じゃがいも≫ 83店目:88食目

ここの所、バタバタしており、久々の 『咖哩通信』 です。
で、今日の目的地は四谷です。四谷三丁目の駅を出て、四谷方面へ。 “おふくろ的カレー” で有名な、≪じゃがいも≫ へ今日は訪問してみました。
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ランチ・タイムの店内は、さすがに満席です。それでも5分程で、カウンターの一番奥の席に着席出来ました。
3名の妙齢の女性が、テキパキと、そして威勢良く働いている姿が印象的です。
さて、何を注文しようか、と迷ってしまいます。『散歩の達人 ザ・東京グルメ』 の表紙を飾った、【ドライカレー】 も気になります。

そんな時、迷える子羊の私の眼に、飛び込んで来た 「ランチ・サービス」の文字。金曜日のサービス・メニューは、【カツカレー】 です。通常価格 ¥1,050が、金曜日は何と、¥840ですっ!
ただでさえ、【カツカレー】 という字面に弱い私は、さっきまでの迷いは吹き飛び、すかさず 「カツカレー下さい!」 と、叫んでいました。(叫んではいませんが。。。)
ちなみにこの「ランチ・サービス」、月曜日は全メニューに 【玉子(ゆで・生)】 付き、水曜日は 【ハンバーグカレー】 が¥840(通常 ¥1,050)で楽しめます。

辛さは、甘・中・辛の3段階で選べますので、私は 【辛口】 をチョイスしました。

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そして、いよいよ 【カツカレー】 がやって来ました。
カツの上には人参が、そしてカレー・ソースの中には、大振りのじゃがいもが1つ、ごろりとした姿を見せています。
カツ自体も、かなり大きめで、揚げ立てのアツアツです。取り敢えずその、アツアツのカツを一口頬張ります。
さすがに揚げ立てだけあって、衣が口の中でサクサクと音を立てます。
カツの部位はロースで、脂身もご覧の様に、しっかり存在しています。
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中々レベルの高いカツですヨ、こいつは。

さてさてカレーはどうでしょうかネ。
見るからに <お家系カレー> の典型的なヴィジュアルですが、まさにその通りの味わいです。この辺りは期待を裏切りません!
少々トロミのついたソースは、甘さが先に立って舌に感じられます。【辛口】 で注文したので、その後しばらくして、唐辛子の辛さが舌を刺激します。
このソースの特徴は、トロミがキツメではなく、ややゆるめの、ちょいサラのソースになっている事でしょうか。
このカレーを、【甘口】 で注文したら、それこそ子供時代にタイム・スリップしてしまいしそうです。

ご飯は、ちょっと柔らか目の炊き加減ですが、これは敢てこの炊き上がりにしているのでしょうか。

物凄く印象に残るカレー、と云う一皿ではないのですが、逆にその控えめさが、人々を 「あっ、今日 ≪じゃがいも≫ 行っちゃおうかな。」 って、気分にさせるのかもしれません。心の片隅に、確実に残る味わいでしょう。

それにしても、このお店、メニューが多いこと。【ウインナー】 のトッピングから、【揚げシュウマイカレー】(\840)、【つくね団子カレー】(\840)なんてメニューまで在るんですから。こいつは、通っちゃいますよね。男の子なら。。。

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銘店の味

≪とん喜≫ トンカツ

今日は朝から、『カツ丼』 モードでした。
皆さんもそーいう日ってありませんか? 理由も無く衝動的に、心の奥底から突き上げてくる、止める事の出来ない欲求に、突き動かされる時が。

そこで、今日のランチ・タイムは、銀座へと向かいました。
銀座で 『カツ丼』 といえば、≪梅林≫ が有名ですが、今日は価格的にもサラリーマンの味方のお店、≪とん喜≫ を訪れました。

銀座、電通通りの 「能楽堂ビル」 の裏手にお店は在ります。
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ご覧の様に、お店の前の出されている看板も、『カツ丼』 を標榜しています。 『カツ丼』 がランチ・タイムの、このお店の看板メニューである事を物語っています。

混雑が予想されるので、11時30分の開店と同時に入店しました。
カウンターに座り、もちろん 【カツ丼定食】(\870)を注文しました。このお店のランチ・メニューでは、【カツ丼】 ではなく、【カツ丼定食】 なのです。

カウンターの中の厨房では、3人の職人さんが、それぞれの役割をきちんとこなしています。揚げ担当、盛り付け担当、豚汁盛り担当と、一糸乱れぬ動きで黙々と働いています。
あっと云う間に、店内は満席近くになりましたが、職人さんの動きに無駄がないので、オーダーされたメニューが、確実にお客さんの元へと運ばれて行きます。

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これが、≪とん喜≫【カツ丼定食】 です。
卵でとじられたカツの上には、三つ葉ではなく、キザミ海苔がふりかけられています。
丼に顔を近づけると、海苔の香りがふんわりと漂って来ます。

それでは早速、カツから頂きましょうかネ。
ロース肉で脂身もしっかり残っていて、厚さは5mm.程でしょうか。
衣もサクサク感が残っていて、まさに私が理想とするカツの仕上がりです。

丼ツユは、しっかりとした味付けで、ちょっとしょっぱ目ですが、この味付けがご飯にはベスト・マッチです。

『豚汁』 もしょっぱさを感じる、濃い目の味付けです。そして思いっきり熱々で、胃袋に染み渡っていく瞬間は、顔がほころんでしまうほどです。

この、“上品さ” のカケラが微塵も無い所が、この【カツ丼定食】 の最大の特長でしょう!味付けが、辛いだとか、脂身が嫌だとか、そんな戯言には耳を傾けず、「ほら、これがウチの カツ丼 だヨ!」、といった姿勢が、ひしひしと感じられ、嬉しくなってきます。

いや~、この銀座の地で、ランチ・タイムとはいえ、¥870でこのクオリティーの 『カツ丼』 が味わえるとは。
お店の方達の努力にも、勿論頭が下がりますが、「さすが、銀座だね!奥が深いですわ。」 と云う事を、改めて認識したのでした。

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咖哩通信 Vol.77

≪らいん≫ 82店目:87食目

ここのところ、“本格カレー” が続いたので、<お家系> のカレーを味わいたくなりました。
そこで、今日は日本橋三越前の ≪らいん≫ を訪れました。
ちょうど、『山本海苔店』 の裏手に、お店は在ります。
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11時30分頃に訪れたので、私が口開けのお客でした。カウンターに座り、壁に貼られたメニューを眺めます。
メニューは、【ビーフカレー】(\840)と、【ポークカレー】(\780)の2種類のみです。
【ビーフカレー】 は、「辛口」 で “シチュータイプ” と記されています。一方 【ポークカレー】は、「甘口」 で “マイルドタイプ” となっています。
今日の目的は、<お家系>のカレーなので、迷わず 【ポークカレー】【大盛】(\150)で注文しました。
【大盛】 で注文をすると、ご主人と思しき方から、「ルーも大盛になってますので。」、という一言。嬉しい心使いです。

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カウンターに置かれた薬味は、何と大根のつぼ漬けです!これは珍しいですね。

このお店は、夜になると居酒屋になるらしく、眼の前には、寿司屋で見かける冷蔵ショーケースが在って、“釣 アジ” 等のメニューが貼られていました。

いよいよカレーの登場です!
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この銀色のアルミの皿が、郷愁を誘い、より一層期待感を高めてくれます。
カレーを口に運び、その味をゆっくり確かめます。
まさしく <お家系> のカレーです。小麦粉を使って仕上げたルーでしょうが、モッタリし過ぎていず、割とアッサリ目のルーです。
そして、そのカレーソースの味わいの中に、ウスターソースと醤油のニュアンスが感じられます。この辺の隠し味の使い方も、<お家系カレー> の特徴でしょう。

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カレーの具は、角切りの豚バラ肉と玉ネギだけです。このシンプルさは、ある種の潔さを感じさせます。
豚肉の味もコクがあり、玉ネギも特有の甘みが引き出されていて、ベストの煮込み具合と言わざるを得ません。

ご飯も、この手のお店にありがちな、“ベちゃっ” としたご飯でなく、ちょっと固めに炊かれていて、満足感が更に増しました。

いや~、本当に嬉しくなってしまう味わいのカレーでした。
それにしても、夜のお店の雰囲気って、どんな感じなんでしょう?
酒と刺身を味わって、シメにカレーですか。興味津々ですね!

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咖哩通信 Vol.76

≪セイロン・イン≫ 81店目:86食目

今日は、中目黒駅に降り立ってみました。そして今日のお店は、“スリランカ料理” を標榜する、『セイロン・イン』 です。
お店の場所は、駅から徒歩2・3分という、絶好のロケーションです。
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ランチタイムという事で、店内はほぼ満席です。
メニューを拝見すると、「スタッフがスリランカへ帰国中のため、通常より少なめのメニューです。」 との事。残念ですが、しょうがありません。

ご飯好きの私は、【ライスセット】(\850)の、【ひき肉カレー】 を辛口で注文しました。
このお店のランチメニューは、数種類から選べるカレーの他に、【野菜カレー】(日替わり)・サラダ・デザートがセットになっており、非常にコストパフォーマンスの高い内容です。
ちなみにこの日の 【野菜カレー】 は、【ダール豆とキャベツのカレー】 でした。
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【ライスセット】 こんな感じです!

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さて、とりあえず 【ダール豆とキャベツのカレー】 から頂きます。
うーむ、マイルドさ全開です。シナモン・スティックやベイリーフがそのまんま入っていますが、ココナッツ・ミルクとキャベツの甘みが良い塩梅で、非常にマイルドな味わいです。

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そしてこちらは 【ひき肉カレー】 です。元々このメニューには、「甘口」 と記されていたのですが、敢て 「辛口」 で注文してみました。
真っ赤に染まった見た目からも、「辛くしてるな~。」、といった印象です。
はやる心を抑えて口に運ぶと、思った程辛さを感じません。
どちらかというと、酸味が強調されていて、後味にペッパーの辛味を感じる仕上がりになっています。
極端な表現をすれば、アジアンエスニック・フードの、甘酸っぱいチリソースの雰囲気が感じられます。
それでも、こちらのカレーも、ホール・スパイスの姿が見受けられ、酸味と辛味と香味が複雑に混ざり合った、独特の味わいを楽しめます。これが、意外とご飯に合っちゃうんです。

デザートには、メープル・シロップのかかったヨーグルトが用意されていました。
この内容で¥850は、お財布にも、お腹にも大満足でしょう。

いや~、さすが “中目” ですね。

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咖哩通信 家庭編(24)

さて、今日の <お家 de カレー> ですが、野菜をたっぷり使ったカレーに、チャレンジしてみました。

冷蔵庫に余っていたキャベツ、玉ネギなども含めて、茄子、オクラ、カリフラワー、トマトと、全部で6種類の野菜を使って作ってみました。

いつもの様に、フライパンに多目の油を入れ、ホール・スパイスの香りを引き出し、野菜とベーコンを投入し炒めます。
その後、少々のスープを入れて、蒸し煮にします。野菜がしんなりしたら、パウダー・スパイスを加えしばらく煮込み、最後に塩で味を整えます。
毎度の事ながら、簡単ですね!

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【野菜たっぷりカレー】

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こんな感じで、野菜だらけのカレーになりました。仕上げに ≪夢民≫【ベーコン・エッグ・野菜】 風に、スクランブル・エッグを載せてみました。

ちなみに嫁は、お替わりをしていました。

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咖哩通信 Vol.75

≪TIRI TIRI≫ 80店目:85食目

今日は天気も良く、絶好のカレー日和です。
そんな訳で、以前からの課題店へ訪問する事にしました。

渋谷駅東口を出て、明治通りを並木橋方面へ歩いて行きます。並木橋交差点を越えて、更に恵比寿方面へ進むと、東交番前交差点手前に、赤を基調とした外観のお店が見えて来ます。 『TIRI TIRI(チリチリ)』 です。
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お店の作りはカウンターのみの細長い店内ですが、清潔で明るくオシャレな雰囲気です。
店内に入った途端感じる、“美味しいカレー屋” 特有のスパイスの香りが漂って来ました。「カレー屋巡り」 をしていると、店内に入った時に漂うお店の匂いで、「あっ、このお店は美味しい!」 と、感じられる様になってきます。これは、期待出来ます!

店内はちょうど満席だったのですが、タイミング良くすぐ着席する事が出来ました。
初めてなので、ベーシックな 【ポークカレー(M)】(\730)をチョイスし、【辛口】(\50)で注文しました。

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こちらは、カウンターの上に置かれた、【玉ネギのアチャール】 です。
この 【アチャール】 が抜群に美味しいのです。ちょっと果物の甘みが感じられ、程よい酸味で、カレーの合間の口直しに打ってつけの一品でした。

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運ばれて来たカレーは、ごらんの様な、シンプルなヴィジュアルです。
ソースの中に、豚バラ肉の角切りが浮かんでいます。そのカレーソースは、玉ネギをメインとした、野菜のみじん切りが多く入っているのが分かります。

ソースの味わいは、【辛口】 で注文しましたが、野菜を大量に使用しているせいもあってか、甘さが感じられます。
多分、基本のカレーソース自体は、スパイスの角を立たせずに、万人受けする様なソース作りを意識しているのかも知れません。
それでも、このお店の “スパイス使い” の上手さを感じさせる味わいではあります。甘く感じるのですが、後味にスパイスの香りが漂ってきて、その味わいの変化を楽しめます。

メニューの豊富さや、【アチャール】 の味わいを考えると、底力を持っているお店である事は間違い無いでしょう。

次回は、【マサラ】 と冠されたメニューを味わって、このお店の実力の程を、体験してみたいです!

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